トヨタ、モーターショーでAI搭載車公開 運転支援、20年に公道実験

トヨタ自動車が東京モーターショーで公開する「Concept愛i(コンセプト・アイ)」(右)と2人乗りの超小型電気自動車(左)、1人乗りの三輪車
トヨタ自動車が東京モーターショーで公開する「Concept愛i(コンセプト・アイ)」(右)と2人乗りの超小型電気自動車(左)、1人乗りの三輪車【拡大】

 トヨタ自動車は16日、人工知能(AI)や自動運転技術を搭載して運転を高度に支援する未来の車の試作車を、27日に始まる東京モーターショーで公開すると発表した。2020年ごろに国内の公道での実証実験を計画しているという。

 名称は「Concept 愛i(コンセプト・アイ)」で、電気を動力とする四輪車。AIが運転者の表情や声色を分析して状態を認識し、強いストレスで運転に危険があると判断すれば自動運転に切り替える。スマートフォンなどとの連携で、運転者の興味のありそうな場所への経路を提案することもできる。

 1月に米国の家電見本市に出展したが、日本での公開は初となる。東京モーターショーの会場ではAIを体験できるブースを設けるほか、都市部での利用を想定した2人乗りの超小型電気自動車(EV)と、1人乗りの三輪車も展示する。

 トヨタは16年1月、米国にAIの研究会社を設立し、5年間で10億ドル(約1110億円)を投資する計画だ。画像処理装置に強みを持つ米半導体大手との提携や、日本のベンチャー企業への出資などに動いている。