東京モーターショー トヨタ、EV用「全固体電池」を20年代前半投入へ

 国内外の自動車各社が集う東京モーターショーが25日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で報道関係者に公開された。自動車各社が人工知能(AI)など先端技術を搭載した電気自動車(EV)に注力し、火花を散らした。EVは欧州や中国の排ガス規制を背景に、次世代車の本命とする見方がある。

 トヨタ自動車は現在のEVに使われているリチウムイオン電池よりも長い距離を充電せずに走れ、充電時間も大幅に短縮できる「全固体電池」を開発していると明らかにした。2020年代前半の実用化を目指す。日産自動車は試作車「ニッサン IMx」を初公開した。自動運転に加え、1回の充電で600キロ以上走れることを目指しており「20年以降の早い段階で実現したい」(広報)という。ホンダは20年に日本でEVを発売すると表明した。

 東京ショーは今年で45回目。28日~11月5日に一般公開される。東京ショーを主催する日本自動車工業会の会長である西川広人日産社長は新車の無資格検査問題で活動を自粛しており、豊田章男トヨタ社長が代役を務める。