トラックにもEVの波 商用車各社がモーターショーで火花 (1/2ページ)

いすゞ自動車は小型トラックをEV化した「エルフEV」を参考出品した=東京都江東区の東京ビッグサイト
いすゞ自動車は小型トラックをEV化した「エルフEV」を参考出品した=東京都江東区の東京ビッグサイト【拡大】

  • 三菱ふそうトラック・バスが出展した大型EVトラックの試作車「Vision ONE」は1充電で350キロの走行を実現=東京都江東区の東京ビッグサイト

 エンジン車から電気自動車(EV)への転換をめざす「EVシフト」の波がトラックの分野にも押し寄せている。5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる東京モーターショーで商用車メーカー各社は、走行中に温室効果ガスを排出せず排気音もないEVトラックのアピールで火花を散らす。EV時代の足音が市街地の近距離配送車の分野で聞こえ始める中、競争は激化しそうだ。(臼井慎太郎、写真も)

 「数年以内にトラックとバスの全車種に電動化モデルを導入する」

 10月27日に開幕した東京モーターショーのブースで三菱ふそうトラック・バスのマーク・リストセーヤ社長は電動化で先駆者を目指す決意を強調。電気商用車ブランド「E-FUSO」も発表した。

 注目を集めた1台が、世界に先駆けて川崎市とポルトガルの2工場で今夏に量産を始めたEV小型トラック「eキャンター」だ。

 親会社の独ダイムラーとモーター、バッテリーを共有し量産化した。車両総重量は7・5トンクラスで、1時間半の急速充電で航続距離は100キロ以上。国内ではセブン-イレブン・ジャパンとヤマト運輸がそれぞれ25台の導入を決め、11月以降に商品や宅配便の配送用として順次配備する。