健康管理、平均寿命最短を返上 青森のマルマンと弘前大、スマホアプリ開発

スマートフォン向けアプリ「健康物語」の画面(右)と腕時計型端末
スマートフォン向けアプリ「健康物語」の画面(右)と腕時計型端末【拡大】

 ■生活習慣改善

 青森県弘前市のIT関連企業「マルマンコンピュータサービス」と弘前大が開発した、体重や血圧などのデータを管理できるスマートフォン向けアプリ「健康物語」の利用が徐々に広がっている。平均寿命が全国最短の青森県の職員に12月から試験的に使ってもらい、健康意識の向上につなげたい考えだ。

 ユーザーが「1カ月で5キロやせる」など具体的な目標を定め、運動や睡眠時間、食事量を毎日入力。スマホと連動する体重計を使えば自動でデータを取り込め、日々の推移をグラフで見ることが可能だ。

 マルマンによると、「運動をたくさんしたがやせない」「食事を減らしても体重が増える」という人が、実際の運動量や食事量を自覚することで、より効果的に自己管理ができるようになる。

 今年2月のアプリ公開後、青森県内外の3事業者が社員の健康維持のためアプリを利用、好評という。

 青森県は2015年の都道府県別平均寿命で、10年に続き男女とも全国最下位で、生活習慣の改善が課題。健康診断でメタボリック症候群やその予備軍と判定された県職員50人を対象に来年2月までスマホ連動型の腕時計型端末を貸し出し、使いやすさや意識面の変化を調査する。

 マルマンの長内睦郎社長は「生活習慣病を未然に防ぐため、ぜひ活用してほしい」と話している。