ライブコマースにネット通販事業者ら注力 KDDIはテレビ番組と連携

KDDIが始めるテレビ放送とネット通販を連動させたライブコマースの収録風景=東京都品川区
KDDIが始めるテレビ放送とネット通販を連動させたライブコマースの収録風景=東京都品川区【拡大】

 スマートフォンの動画視聴が若年層中心に普及してきたことを受け、インターネット通販事業者が動画で商品を紹介しながら販売する「ライブコマース」に注力している。メルカリは昨年から、出品する個人や企業によるライブコマースを開始。KDDIは9日、テレビ番組とネット動画を連携させたライブコマースを始める。ライブコマースは配信者と購入希望者がリアルタイムでコメントをやりとりできるのが特長で、普及が進みそうだ。

 KDDIのライブコマースは、テレビの通販番組コーナーで商品紹介のノウハウを学んだ若手俳優が、同社のネット通販サイト「ワウマ」で商品を紹介するというもの。4人の“イケメン”俳優がテレビ番組とワウマの動画で、包丁などの商品の売れ行きを競い合う。同社の大野大輔グループリーダーは「テレビ番組と連携することで他社のライブコマースと差別化を図る」と話した。

 メルカリは、昨年7月から誰でも商品を紹介するライブ動画を配信できる「メルカリチャンネル」をメルカリのアプリ内に開設。同年11月からは、飲料品などを販売するネスレ日本など企業にも開放した。

 また、ディー・エヌ・エー(DeNA)も、手作りの手芸品などの作成過程を配信しながら販売するライブコマースアプリを提供するなど広がりを見せている。