【2018 成長への展望】三菱航空機社長・水谷久和さん(66) (1/2ページ)


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 ■MRJ、今年中に機体つくり上げる

 --2018年をどんな年にするか

 「開発中のジェット旅客機『三菱リージョナルジェット(MRJ)』の設計見直しは何とか20年半ばの初号機納入につながるスケジュールに沿った形で推移している。18年ぎりぎりになるかもしれないが、見直しを完全に仕上げ、機体をつくりあげる。次のステップの飛行試験につながる非常に重要な年になる」

 --設計見直しを完了するのは昨年秋という話ではなかったか

 「装備品の配置の見直しは昨年10月中にめどをつけ、付随した製造も再開している。一方、電線の配線見直しは専門会社の力も借りて、大きな経路にはあらかためどをつけたが、詳細の配線は引き続き作業をしており、これを早く仕上げる。移行できるものから製造作業にも移行しつつある」

 --初号機納入の社内目標は19年末としていたが、その旗を取り下げたのか

 「取り下げた訳ではないが、対外的に約束した20年半ばをしっかり守る」

 --米イースタン航空から受注した40機にキャンセルの可能性が取り沙汰されている

 「イースタン航空が別の航空会社の傘下に入る影響をどう受け止めるかということで、個別に協議を重ねているが答えはでていない。場合によってはいらないという話になるかもしれない」

キャンセルが広がることはないか?