関電と日産、住友電工がEV充電を遠隔制御実験

 関西電力と日産自動車、住友電気工業は11日、電気自動車(EV)への充電を遠隔制御することで、電力の需給を調整する実験を始めたと発表した。関電の事業所や家庭にあるEVやプラグインハイブリッド車(PHV)計60台を対象に2月末まで実施する。

 実験では、関電と住友電工が共同開発した充電用機器を活用。太陽光発電などからの電力供給が増えたときは充電し、エアコンの稼働などで電力の需要が増えたときには充電を止めるといった方法を想定して実験を進める。

 3社は機器の制御技術を実証するほか、実際にどれくらいの電力量を調整できたかを分析する。

 家庭や企業の蓄電池などをインターネットでつなぎ、電力需給の調整に役立てる「仮想発電所」の実用化に向けた取り組みの一環。