17年の百貨店売上高、3年ぶり増 訪日客が牽引 免税品最高

 日本百貨店協会が24日までに発表した2017年の全国百貨店売上高は、前年と比較可能な店舗を集計した既存店ベースで0.1%増え、3年ぶりにプラスになった。

 訪日外国人客の需要増などが牽引(けんいん)し、免税品の売上高は前年比46.3%増の2704億円で2年ぶりに過去最高を更新した。全店ベースの売上高は5兆9532億円だった。

 主力の衣料品のうち、紳士服も堅調に推移しており、百貨店協会は「消費の回復は緩やかだが続いている」と評価した。

 商品別では、訪日客に人気の化粧品が17.1%増え、時計などの美術・宝飾・貴金属が3.6%増加した。

 一方、婦人服は2.8%減少し、家具や家電を含む家庭用品は5.6%減った。

 地区別の売上高は、東京や大阪など10都市で1.2%増えたが、10都市以外の北海道、東北、四国など8地域は2.3%減少した。

 17年12月の全国の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.6%減となり、2カ月ぶりのマイナスだった。歳末商戦は好調だったが、衣料品や食料品が落ち込んだ。