電機大手6社が増収 4~12月期 半導体など好調

 経営再建中の東芝を除く電機大手7社の平成29年4~12月期連結決算が5日、出そろった。半導体事業などの好調で6社が増収。最終損益については5社が増益を確保し、2社が赤字から黒字に転換した。30年3月期の業績予想については、20年ぶりに本業のもうけを示す営業利益の過去最高更新を見込むソニーを筆頭に4社が上方修正した。

 パナソニックが同日発表した29年4~12月期連結決算は、オートモーティブ事業などが牽(けん)引(いん)し増収増益。30年3月期の業績予想を上方修正し、営業利益を3500億円と見込んだ。

 ソニーはスマートフォンの画像処理に使う半導体などが好調で、29年4~12月期の連結最終利益が前年同期比11・1倍の5076億円。30年3月期は、営業利益が前期比2・5倍の7200億円と従来予想より900億円上振れする。三菱電機も30年3月期の業績予想を上方修正した。

 一方、建設機械などが好調の日立製作所は29年4~12月期の連結最終利益が前年同期比35・2%増の2585億円で、同期では過去最高を更新。シャープは同期の連結最終損益が553億円の黒字(前年同期は411億円の赤字)に転換した。