マック、反転攻勢へ 3年で200カ所新規出店 29年は最高益

日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長
日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長【拡大】

 日本マクドナルドホールディングスは13日、平成32年末までに150~200カ所の新規出店などを柱とする3年間の中期経営計画を発表した。店舗数を10年ぶりに純増させる。26年の期限切れ鶏肉問題以降、客足回復に向け既存店の改装に注力してきたが、業績回復をうけ「新たな成長ステージへ移る」(サラ・カサノバ社長)と宣言した。

 同時発表した29年12月期の連結売上高は前期比11.9%増の2536億円。4.5倍となった連結最終利益は6期ぶりに過去最高を更新した。東西で異なる愛称を生かしたイベントなどの話題作りが奏功した。

 今年は35~40の新規出店を計画し、退店と差し引き約20の純増を見込む。店舗数は14年の3891店がピークで、昨年末に2898店と約3割も縮んだが、32年末に約3千店体制を目指す。人材確保策としては、職場の体験会を開くなど高齢者や主婦の採用に注力するという。

 また業務効率化に向けてスマートフォンで客席から注文できる新サービスの試行や宅配サービスの拡大も実施。「年平均5%以上の売上高拡大」と「10%以上の営業利益成長」を中期計画の目標として掲げている。