ペッパーは誰の子? ソフトバンクが当時の「開発リーダー」呼称に異例の注文 (1/2ページ)

ソフトバンクロボティクスが開発した人型ロボット「ペッパー」(ブルームバーグ)
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 ソフトバンクグループのソフトバンクロボティクス(SBR)の人型ロボット「ペッパー」の父は-。

 SBR在籍中に開発に携わったが既に退職し、現在はロボット開発ベンチャー「GROOVE X(グルーブX)」代表取締役の林要(かなめ)氏をめぐり、ソフトバンク側が1月下旬、報道関係者に対してペッパーの「父」「生みの親」「開発リーダー」などの呼称を使わないよう異例の要請をしたことで波紋が広がっている。

 SBRは冨沢文秀社長名で、「(林氏について)ペッパーの技術開発の責任者または中心的存在であったかのような印象を与えない呼称を使用してほしい」との声明文を出した。

 林氏が主導的役割を果たしたことはないというのが理由で、これまでも林氏側に申し入れたが改善されないため、今回の措置に踏み切ったという。

 ソフトバンクの孫正義社長はペッパーを発表した2014年の会見で、「心を込めて開発した」と語るなど、ペッパーの“父”を自負してきた。

 一方、グルーブX側も声明を発表。林氏が退職以降、ペッパーの父や生みの親と自己紹介したことは一度もないと反論し、メディア側に対してもそうした呼称を使わないよう要請していたと説明。

ソフトバンク側のホームページにも開発リーダーと記載