三菱電機社長に杉山氏昇格へ

 三菱電機が杉山武史副社長(61)を4月1日付で社長に昇格させる人事を固めたことが20日、分かった。柵山正樹社長(65)は会長に就く。同社は4年ごとの社長交代が定着しており、柵山氏も社長就任から丸4年を迎えるのを機に経営の若返りを図る。

 柵山氏は堅実なバランス経営と成長の両立を掲げ、同社として過去最大規模になる伊空調メーカーの買収を手掛けるなど成長路線に道筋をつけた。2018年3月期連結決算は売上高と利益で過去最高を更新する見込み。

 自動車機器、空調、家電など幅広い分野を歴任した杉山氏を経営トップとし、自動運転や人工知能(AI)などの成長領域で事業拡大を目指す。

 同社は21年3月期までに売上高5兆円、営業利益率8%という経営目標を掲げており、新たな成長の柱となる事業の創出が課題になっている。