音楽配信大手「スポティファイ」が米で上場申請 企業価値2兆円

スポティファイ(上段中央)などの音楽アプリ(AP)
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 スウェーデンの音楽配信大手スポティファイは2月28日、米証券取引委員会(SEC)に株式の上場を正式に申請した。ニューヨーク株式市場に上場する見通しだ。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、企業価値は226億ドル(約2兆4千億円)にも上るとみられており、大型上場として注目を集めている。上場は早ければ3月下旬の見込みという。

 スポティファイは2008年に事業を開始し、日本には16年に進出した。世界の月間利用者数は1億5900万人。広告がなく高い音質で聴ける有料プランの利用者は17年末時点で7100万人で、同社は「競合する米アップルの2倍近くの規模だ」と説明している。

 利用料と広告料が主な収入源で、17年12月期の売上高は前期比39%増の約40億9千万ユーロ(約5300億円)、純損益は12億3500万ユーロの赤字(前期は5億3900万ユーロの赤字)だった。

 スポティファイは今回、上場に際し新たな資金調達を伴わない「直接上場」を選択した。金融機関に支払う手数料を抑えられる利点がある。(共同)