【NHK上田良一会長定例会見録】平昌五輪のネット配信試験は成功 東京五輪の常時配信に依然意欲 (1/7ページ)

NHKの上田良一会長(飯田英男撮影)
NHKの上田良一会長(飯田英男撮影)【拡大】

 NHKの上田良一会長の定例会見が1日、開かれた。上田会長は、日本勢の活躍で、視聴率を含め、大いに盛り上がった平昌五輪で、試験的に同時配信したインターネット映像を見た視聴者が多かったことなどを明かし、改めて2020年の東京五輪までに、常時同時配信を実施することへ強い意気込みを見せた。主なやり取りは以下の通り。

盛り上がった平昌五輪

 --(幹事社・報知)平昌五輪が閉幕した。所感を

 「今大会、日本選手のメダルは冬季五輪最多の13個で、大きく盛り上がった。私も開会式前日から4日間の日程で韓国を訪れ、NHKと民放連で構成するJC(ジャパンコンソーシアム)や8Kの制作現場を見てきた。民放連の井上弘会長とともにIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長にも面会し、平昌五輪と東京五輪の成功に向け、JCが一体となって取り組む考えを伝えた。NHKと民放連の良好な関係のもと、JCが円滑に機能していると確認でき、放送の二元体勢の意義を改めて認識した」

 「今回、五輪放送では初めて、ユニバーサル放送として視覚障害者向けに副音声を使った実況に取り組んだ。選手の姿勢やユニホームの色が伝わり、臨場感があったという声などが寄せられた。インターネットの動画も多くの方にごらんいただいた」

 「アイスホッケー、カーリングなど17本の動画をライブ配信した際のロボット実況では、利用者から『意外に滑らかな話し方だ』と反響があった」