三菱自、4年ぶりに新型車 得意のSUVでブランド再構築

新型SUV「エクリプスクロス」を紹介する三菱自動車の益子修CEO=1日、東京都港区
新型SUV「エクリプスクロス」を紹介する三菱自動車の益子修CEO=1日、東京都港区【拡大】

 三菱自動車は1日、新型のスポーツ用多目的車(SUV)「エクリプスクロス」を同日発売したと発表した。新型車の国内投入は4年ぶり。2016年に燃費不正問題が発覚した三菱自は、日産自動車との資本・業務提携などを経て成長の基盤づくりを進めている。得意とするSUVを原動力にブランドの再構築も急ぎたい構えだ。

 「特別の愛着を持って開発した新型は中期経営計画を引っ張る車の一つだ」。東京都内の本社で開いた発表会で、三菱自の益子修・最高経営責任者(CEO)はこう力を込めた。

 エクリプスクロスは昨年10月の欧州投入を皮切りに各国に導入する世界戦略車。17年度から3カ年の中計では、得意とするSUVや家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)に経営資源を集中し、19年度にはSUV「アウトランダー」など主力5車種で総販売台数の7割を占める計画で、その戦略の一翼を担うのが新型だ。「エクリプスクロスのPHVもできるだけ早い時期に投入したい」(益子CEO)という。

 新型は排気量1.5リットルの高効率エンジンを搭載し、さまざまな路面状況に応じて四輪を制御する機能も高めた。「スタイリッシュなクーペと機動力が高いSUVの長所を融合した」(開発担当者)という。月販の目標は1000台。希望小売価格は253万2600円から。