いすゞが23年ぶりエンジン国内工場

 いすゞ自動車は5日、栃木県に環境性能を高めた新型ディーゼルエンジンの組立工場を新設し、小型トラック向けに出荷を始めたと発表した。国内での工場新設は23年ぶり。投資額は明らかにしていない。

 いすゞはエンジンや部品を生産する栃木工場(栃木市)の敷地内に今回の第3工場を新設、最新の「2016年排出ガス規制」に対応したエンジンの出荷を始めた。エンジンは神奈川県藤沢市の工場で生産する主力小型トラック「エルフ」に搭載する。

 新工場の延べ床面積は約6万2500平方メートルで、これにより小型から大型トラックまで対応できるエンジンの供給態勢が整った。

 エルフの国内販売は、20年の東京五輪・パラリンピックに向けて増加する建設資材のトラック輸送やインターネット通販による小口貨物の配送需要拡大を背景に順調に推移。16年度の販売実績は前年度比4%増の約4万8000台だった。