【高論卓説】ウェブメディアPVに新ガイドライン (1/3ページ)

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 ■横並びで比較 透明性向上を期待

 新聞・雑誌の実売部数を公査し、発表している日本ABC協会は2月28日、「雑誌ブランド指標」に関する新しいガイドラインを発表した。新ガイドラインには、ウェブメディアの透明性を高める先進的な項目が盛り込まれている。各ウェブメディアが読者にみられている月間のページ総数であるページビュー(PV)を公表する際の基準を「自社サイトにおけるPV」と「外部配信先におけるPV」を明確に切り分けて公表するように決めたのだ。

 ということは、これまで公表してきたPVにはばらつきがあったということ。今回の改定前に各出版社にアンケートを実施したところ、算出根拠にばらつきがあり、自社サイトのPV数とヤフーニュース、スマートニュース、LINEニュースなど外部配信した先でのPV数値を足し合わせているケースもあったという。

 つまり、多くのウェブメディアがメディアパワーを示す指標として月間PVを公表しているにもかかわらず、その基準は自己都合だったわけだ。今回、ガイドラインができることにより「透明性」はグンと高まる。

 言うまでもなく、ウェブメディアには雑誌系もあれば、新聞系、テレビ系、独立系などさまざまなブランドがある。今回は、そのうちあくまでABCの公査に参加している雑誌系メディアに限った取り組みだ。

横並びで比較できる指標がない