ドコモ「dTVチャンネル」 モバイルもテレビ感覚 すきま時間の有効利用促す (1/2ページ)

スマホ向けにリアルタイムで映像を配信するサービス「dTVチャンネル」を立ち上げたNTTドコモの山脇晋治担当部長
スマホ向けにリアルタイムで映像を配信するサービス「dTVチャンネル」を立ち上げたNTTドコモの山脇晋治担当部長【拡大】

 NTTドコモが新たな映像配信サービス「dTVチャンネル」を立ち上げた。多くの映像配信サービスがある中、あえて後発となるサービスを立ち上げたドコモの狙いを探った。

 「視聴者が見たいときに見たい番組を探して見るビデオ・オン・デマンド(VOD)スタイルのサービスならたくさんあるが、放送局が編成した番組をリアルタイムでインターネット配信するサービスにはまだ市場があるのではないか、と考えた」-。同社のコンシューマビジネス推進部デジタルコンテンツサービスの山脇晋治担当部長はこう説明する。

 VODスタイルのサービスには、ドコモでも動画配信サービス「dTV」があるほか、HuluやNetflixをはじめ、多くの業者が存在する。一方、放送局が編成した番組を流すサービスでは、J-COMのようなケーブルテレビなどが多く、モバイル向けのサービスは「強いて言えばAbemaTVさんぐらい」といい、ドコモは市場開拓の可能性を強く感じているという。

 とはいえ、動画配信・映像配信の分野だけでなく、ゲームや電子書籍などあらゆるコンテンツで「可処分時間の取り合い」(山脇氏)という厳しさのある中で、サービスの差別化が必要となる。そこでドコモは、同社ユーザーで月額780円(ユーザー以外は1280円)、dTVとのセットなら980円(同1480円)という破格の料金を打ち出した。