チンギスハン肖像画に落書きした漫画掲載 コロコロコミック販売中止 小学館「混乱避けるため」

「やりすぎイタズラくん」が掲載されている月刊コロコロコミック3月号
「やりすぎイタズラくん」が掲載されている月刊コロコロコミック3月号【拡大】

 小学館は6日、チンギス・ハンの肖像画に侮辱的な落書きをした漫画を掲載したとして抗議を受けていた同社発行の漫画誌「月刊コロコロコミック」3月号の販売中止を公式サイトで発表した。書店には返品を求め、購入済みの顧客への代金払い戻しにも対応する。

 問題を指摘されたのは、漫画「やりすぎ!!! イタズラくん」の一場面。13世紀にモンゴル帝国を築いたチンギス・ハンの肖像を見て問題に答えるシーンで、肖像の額の部分に男性器を模した落書きが描かれていた。

 この漫画のチンギス・ハンの表現について、モンゴル出身で大相撲の元横綱朝青龍、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏もツイッターで憤りを表明。在日モンゴル大使館も2月23日、日本外務省に抗議を申し入れ、小学館が同国のバッチジャルガル臨時代理大使に謝罪するなど、波紋が広がっていた。

 販売中止の理由について、小学館広報室は「書店での混乱を避けるため」と説明。「チンギス・ハンを敬愛する方々に改めて深くおわびします」と謝罪した。