「よくぞここまで育ってくれた」 宮城育ちのクラフトビール「希望の大麦エール」完成 (1/2ページ)

「希望の大麦」が植えられた畑=宮城県東松島市(アサヒグループ提供)
「希望の大麦」が植えられた畑=宮城県東松島市(アサヒグループ提供)【拡大】

  • 完成した「希望の大麦エール」で乾杯する古山守夫東松島市副市長(右)と加賀美昇アサヒグループ取締役=東京都墨田区

 東日本大震災の被災地、宮城県東松島市で栽培した大麦を原料に使ったアサヒビールのクラフトビール「希望の大麦エール」が完成し6日、東京都墨田区内でお披露目が行われた。限定1300杯が、TOKYO隅田川ブルーイング(同区)とスーパードライ新宿(新宿区)の2店舗で750円で販売され、1杯当たり100円が被災地復興資金に充てられる。(重松明子)

 土地を有効活用

 アサヒグループホールディングス(HD)は、東松島市で大麦を栽培し、被災した土地の有効活用を目指す「希望の大麦プロジェクト」に取り組んでいる。

 平成26年に試験栽培を始め、作付面積は0.6ヘクタールから、今年は13倍の7.8ヘクタールに拡大。収穫量も今年は18.5トンを見込んでいる。収穫された大麦は菓子などに利用されている。

 同社では、麦踏みなどのボランティアを社員に奨励しているほか、現地の一般社団法人、東松島みらいとし機構(HOPE)にも社員を派遣している。

 28年には、支援の一環として、東松島産の大麦を使ったビール造りを開始。販売は今回で3回目となる。これまでの2回で約75万円をHOPEに寄付している。

「よくぞここまで育ってくれた」