ヤフー、シェアサイクルに参入 IDと連携して支払い容易に

 ヤフーは8日、新規事業開拓子会社が、自転車シェアリングサービスを提供するソフトバンクのグループ会社「オープンストリート」の過半数の株式を取得し、ヤフーグループで自転車シェア事業に参入すると発表した。ヤフーは4月から、オープンストリートのシステムに、会員IDやヤフーの支払いサービスを結びつけて自転車シェアの利用料を支払いやすくするなどの連携を進める。

 オープンストリートは、自転車シェアの運営主体である、栃木県小山市などの自治体やセブン-イレブン・ジャパンなどの企業に、自転車シェアのシステムを提供する方式で、全国に自転車シェア事業を展開している。

 ヤフーの子会社「Zコーポレーション」はオープンストリートへの出資に伴って、取締役を派遣し、両社で連携強化を図る。ヤフーの電車の乗り換え案内や地図などのアプリに、オープンストリートのシステムを使った自転車シェアの駐輪場を表示するなど、サービス連携を強化する。

 一方、オープンストリートは8日、APAMAN(アパマン)グループのシェア自転車事業に、同社のシェア自転車サービスを提供すると発表した。APAMANは5月から、福岡県内でシェア自転車を提供する。すでに展開している関東地方と合わせて1万台の自転車配備を目指す。