トヨタ、米アラバマ新工場運営会社 共同出資のマツダから社長

新工場に関して記者会見するトヨタ自動車の豊田章男社長(前列右から2人目)とマツダの小飼雅道社長(同4人目)ら=1月10日、米アラバマ州モンゴメリー(ロイター=共同)
新工場に関して記者会見するトヨタ自動車の豊田章男社長(前列右から2人目)とマツダの小飼雅道社長(同4人目)ら=1月10日、米アラバマ州モンゴメリー(ロイター=共同)【拡大】

 トヨタ自動車とマツダは9日、米南部アラバマ州ハンツビルに新設する工場の運営などを担う共同出資会社「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング・USA」を1日に設立し、社長にマツダの相原真志執行役員が就任したと発表した。上級副社長にはトヨタの籠橋寛典常務理事が就いた。

 資本金は工場建設や2021年予定の生産開始に向け段階的に引き上げ4億ドル(約420億円)規模まで拡大する予定だ。出資比率はトヨタ、マツダともに50%。設立時の資本金は明らかにしていない。

 トヨタは、複数の車種を1つの生産ラインで手掛けるマツダ流の工場運営を学びたい考えだ。マツダは米国に生産基盤を造る。マツダの相原氏は「技術と企業風土を融合させ、高品質な車を生産する」とコメントした。トヨタの籠橋氏は「生産の競争力向上の鍵となる工場だ」と強調した。

 敷地を造成し19年以降に本格的な工場建設を始める。生産能力は年間30万台で、約4000人を雇用する予定。投資額は計約16億ドル(約1700億円)を見込む。