アイシン精機、米VCなどとファンド 自動運転や次世代技術開発

 トヨタ系自動車部品大手のアイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュ(愛知県安城市)は、米ベンチャーキャピタル(VC)大手のフェノックス・ベンチャーキャピタルと共同でベンチャーファンドを組成した。ファンドの規模は5000万ドル(約53億円)で、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが50%ずつ出資し、フェノックスが運用する。自動運転や環境対応技術の革新につながるような人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)に精通したベンチャー企業に投資する。

 アイシン精機やアイシン・エィ・ダブリュは、投資先ベンチャー企業の持つ技術を活用し、自動運転など次世代モビリティーに関する技術開発を進める。

 自動車業界では、トヨタ自動車が米子会社を通じて1億円規模のベンチャーファンドを立ち上げたほか、日産自動車と三菱自動車が1月にベンチャーファンド「アライアンス・ベンチャーズ」を設立し、向こう5年間で最大10億ドルを投資するなど、ベンチャー企業の囲い込みを図る動きが進んでいる。