自工会次期会長にトヨタ社長・豊田章男氏 歴代初の再登板

トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長【拡大】

 日本自動車工業会(自工会)が、トヨタ自動車の豊田章男社長を次期会長とする人事を固めたことが12日、分かった。近く内定し、5月の理事会で西川広人・日産自動車社長の後任として正式に就任する。任期は2年。豊田氏は2012~14年にも自工会会長を務めており、歴代会長で初の再登板となる。

 自動車業界は、電機自動車(EV)など車両の電動化や自動運転といった次世代技術が急速に進む大転換期を迎えており、変化に対応して競争力を維持・強化することが最重要課題となっている。また、19年10月に予定される消費税率の引き上げに合わせて自動車取得税が廃止される一方、環境性能に応じた新税が導入される方向で、車体課税の負担軽減も、業界の大きな課題だ。

 豊田氏は現在、自工会副会長を務めている。昨秋の東京モーターショーでは、日産が新車の無資格検査問題を起こした影響で、西川氏に代わり一時的に会長代行に就任した。

 1967年に発足した自工会は、これまで17人が会長を務めたが、退任後に再登板した例はなかった。2000年以降はトヨタ、ホンダ、日産の首脳が持ち回りで会長に就任している。