無印良品、「体にフィットするソファ」が人気 180万個以上販売

「まず座って、心地よさを試してください」と話す良品計画の依田徳則さん
「まず座って、心地よさを試してください」と話す良品計画の依田徳則さん【拡大】

 良品計画の生活雑貨店「無印良品」が販売する「体にフィットするソファ」は全身を包み込むような座り心地が人気で、2002年の発売以来180万個以上売り上げた。「快適で離れられなくなる」とインターネットで話題になり、販売が大幅に増えた。縦横65センチ、高さ43センチで、価格は本体1万2600円、カバーは2990円など。

 本体はプラスチックの細かいビーズを詰めており、利用者の体勢に合わせてソファの形が変わる。商品開発を担当する依田徳則さんは「ビーズが大きすぎると反発力を失いやすく、小さいとソファが重くなる」と指摘する。

 座り心地の鍵を握るのは、カバーの素材の組み合わせだ。広く柔らかい上下の2面には伸び縮みする布、残り4面には硬い生地を使っている。柔らかい面に座れば、包み込んでしっかりと姿勢が保たれる。柔らかい面を側面にして縦置きにすると、円状に広がり全身が深く沈み込むため、昼寝に適しているという。

 カバーを11年にリニューアルした。利用者から「使い続けると柔らかい面が伸び切ってしまう」と指摘があり、元に戻る力の強い素材に切り替えた。

 今年4月に一回り小さい新商品を数量限定で発売、レギュラー商品にするか検討する。依田さんは「従来品の4割の約2.4キロと軽く、使い方が広がる」と期待している。