成田空港発着時間拡大、地元受け入れ

 成田空港の発着時間を拡大して機能を強化する計画をめぐり、騒音を理由に住民が猛反発していた千葉県横芝光町の佐藤晴彦町長が12日、計画を受け入れる方針を表明した。国土交通省などが合意を目指す県と空港周辺9市町の中で、明確に難色を示していた同町が受け入れることで、地元との合意が成立する見通しとなった。

 国交省と成田国際空港会社(NAA)、県と9市町による4者協議会が近く開かれ、正式に地元との合意を確認する。計画では3本目となる新滑走路が建設され、最終的に空港全体の発着時間が2時間半拡大する。

 佐藤町長は記者会見で「住民の不安と苦労を考えると断腸の思い。空港を核とした地域振興が図られるのであれば、町の発展を期待し、合意の決断をするときがきた」と述べた。