格安スマホ、徐々に浸透 MVNOのシェア1割超

 民間調査会社のMMDラボ(東京)が12日発表した3月版の携帯電話とスマートフォンの利用動向によると、他社から回線を借りて格安スマートフォンを展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)のシェアは昨年9月から1.6ポイント上昇の10.1%となり、顧客へ徐々に浸透していることを示した。

 MVNO内でのシェアは楽天の「楽天モバイル」が22.2%で1位。関西電力系の「マイネオ」、NTTコミュニケーションズの「OCNモバイルワン」が続いた。

 MVNOにソフトバンクが自前で手掛ける格安ブランド「ワイモバイル」を加えたシェアは13.9%だった。

 一方、大手3社のシェアはNTTドコモが32.5%、KDD(au)が28.0%、ソフトバンク(ワイモバイルを除く)が22.1%。3社合算のシェアは昨年9月より1.8ポイント低下し、格安スマホに押された形。携帯電話やスマホを持っていない割合は3.5%だった。

 調査は2月、主に利用している携帯電話やスマホについて15~69歳の男女に尋ねた。