ペットのための防災対策に関する調査

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 アイペット損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山村鉄平)は、犬・猫(以下「ペット」)飼育者の1,449名を対象に、ペットのための防災対策に関するアンケート調査を実施しました。

 2017年に行った同調査の結果と同様に、ペットのための防災対策をしている飼育者は約半数程度ということが分かりました。また、「ペットの同行避難」が推奨されていることを知っている飼育者も20.8%となり、昨年(26.9%)と比べ更に低下していました。

 東日本大震災では、「ペットの同行避難」が周知されていなかったため、ペットと離れ離れになってしまい、その結果多くの放浪するペットが生まれてしまいました。そして、今でも飼育者の元に戻れないペットが多数います。このような事態を防ぐためにも災害時の同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点からも必要な措置と言えます。(「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(環境省)及び「ペットとの同行避難ガイド」(一般財団法人 ペット災害対策推進協会) より抜粋)本調査では、「ペットの同行避難」が未だに周知されていないことが明らかとなり、ペットの防災対策にはまだまだ課題が残ることが浮き彫りとなりました。
以下、調査結果をご覧ください。

 表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/table_151645_1.jpg

 ■ 調査結果1:ペットのための防災対策をしている犬飼育者は60.9%、猫飼育者は35.8%
ペットのための防災対策をしているかをお聞きしたところ、犬飼育者は60.9%、猫飼育者は35.8%が「している」と回答しました。犬飼育者の方が、猫飼育者より防災対策をしている割合が上回る結果となりました。また、全体としては50.6%となり、2017年の同調査(https://www.ipet-ins.com/news/petresearch0208.html)では、56.9%だったので対策をしている飼育者はわずかに減っているということがわかります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_1.png

 ■ 調査結果2:ペットのための防災対策として犬飼育者は「“おすわり”や“待て”などの基本的なしつけができている」、猫飼育者は「普段からクレートやケージに入ることに慣れさせている」が最多
ペットのための防災対策をしている飼育者に、どんな防災対策をしているお聞きしたところ、犬飼育者は「“おすわり”や“待て”などの基本的なしつけができている」、猫飼育者は「普段からクレートやケージに入ることに慣れさせている」が最多という結果となりました。いずれもしつけに関する内容となりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_2.png

 ■ 調査結果3:ペット用の防災グッズ(食料・用品等)で備えている物は、犬・猫飼育者共に「フード・飲料水」が9割以上
続いて、ペット用の防災グッズ(食料・用品等)を備えているとお答えした方を対象に、現地点で備えている物をお聞きしましたところ、犬・猫飼育者共に「フード・飲料水」とお答えした方が9割以上となりました。次に多かったのが犬・猫飼育者共に「トイレ用品(猫砂を含む)」という回答でした。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_3.png

 ■ 調査結果4:今後備えたい防災グッズとして、犬・猫飼育者共に「フード・飲料水」が最多
ペット飼育者の全員に、ペットのために今後備えたい防災グッズとして、最も多かったのは犬・猫飼育者共に「フード・飲料水」でした。続いて犬・猫飼育者で共通して多かったのは、「トイレ用品(猫砂を含む)」という回答でした。また、猫飼育者は、「トイレ用品(猫砂を含む)」と同様に多かったのが「キャリーバッグ」でした。犬であれば、リードを付けておけば行動も管理できますが、猫の場合は基本的にはキャリーバッグの中に入れておかなければどこかに逃げて行ってしまう可能性があるので、「キャリーバッグ」は必須アイテムと言えるのかもしれません。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_4.png

 ■ 調査結果5:ペットのために防災対策をしようと思った一番のきっかけは犬・猫飼育者共に「テレビや新聞、雑誌等のニュース」
ペット飼育者の皆さまに、ペットのために防災対策をしようと思ったきっかけをお聞きしましたところ、犬・猫飼育者共に「テレビや新聞、雑誌等のニュース」が約半数で最多となりました。続いて多かった回答は、犬・猫飼育者共に「ペットのために防災対策をしている家族・友人・知人の話を聞いて必要性を感じた」となりました。また、その他の声には、「家族同然だから(犬飼育者・男性・57歳)」や「家族だから当たり前の事として(猫飼育者・女性・46歳)」といった声がありました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_5.png

 ■ 調査結果6:ペットと一緒に避難生活を送ることを想定した場合、ペットに関する心配事は犬飼育者が「他人や他のペットとのトラブル」、猫飼育者が「慣れない場所でのトイレ」が最多
ペット飼育者の全員にペットと一緒に避難生活を送ることを想定した場合、ペットに関する心配事をお聞きしたところ、犬飼育者が「他人や他のペットとのトラブル」、猫飼育者が「慣れない場所でのトイレ」が最も多い回答となりました。続いて多かったのは犬飼育者が「ペットの食料の備蓄量」、猫飼育者が「他人や他のペットとのトラブル」でした。避難所では動物が苦手な方や、アレルギーの方を含む多くの避難者が共同生活を送ります。また、多くの犬・猫が同じ部屋で過ごすことになるので、犬・猫飼育者で共通して「他人や他のペットとのトラブル」には気を遣うこととなるのでしょう。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_6.png

 ■ 調査結果7:自宅から最寄りの避難場所がペットを連れて避難できるかどうかを知らない犬飼育者は51.3%、猫飼育者は65.3%
自宅から最寄りの避難場所を知っているとお答えした方は全体の72.3%となりました。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_7.png

 また、「最寄りの避難場所を知っている」とお答えした方のうち、ペットを連れて避難できるかどうかまでは知らないと答えた犬飼育者は51.3%、猫飼育者は65.3%と半数を超えました。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_8.png

 ■ 調査結果8:ペットの「同行避難」、「同伴避難」の違いについて、正しく理解している犬飼育者は60.6%、猫飼育者は53.9%
以下の文章を提示し、それが「同行避難」・「同伴避難」どちらに当たるかを質問したところ、正解である「同行避難」を選択した方は犬飼育者が60.6%、猫飼育者は53.9%という結果となりました。
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/table_151645_2.jpg

 画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_9.png
過去の震災の際にはペットの「同行避難」と「同伴避難」の違いが分からず、受け入れを許可している一部の自治体やボランティアの避難所では混乱が起きた例もありました。「同伴避難」とは、ペットと一緒に同行避難した上で、避難所において同室内で過ごすことを言います。飼育者として、「同行避難」と「同伴避難」の違いを正しく理解し、自分が利用する最寄の避難所が「同伴避難」・「同行避難」が可能かどうかを事前に確認しておくことは重要なことだと言えるでしょう。
※自治体によっては、「同行避難」すら受け入れていない場合もあります。必ず事前の確認が必要です。

 ■ 調査結果9:環境省発行の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」において、「ペットの同行避難」が推奨されていることを知っている飼育者はわずか20.8%
また、環境省発行の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」において、「ペットの同行避難」が推奨されていることを知っている飼育者はわずか20.8%という事が分かりました。一度はぐれてしまうとペットとの再会は困難です。大事な家族であるペットとはぐれないためにも飼育者は「ペットの同行避難」が推奨されていることを知り、避難する際は迷わずペットを一緒に連れて行く備えをする必要があるのではないでしょうか。
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/151645/img_151645_10.png

 今回の調査から、ペット飼育者のペットのための防災対策をしている割合は約半数程度という事がわかりました。かつ、ペットの「同行避難」や「同伴避難」を正しく理解する割合は6割未満、「ペットの同行避難」が推奨されていることも2割程度の認知度となり、ペットの防災対策にはまだまだ課題が残るという事が明らかになりました。また、昨年の調査に比べ、防災対策をしている飼育者の割合が若干低下していることから、震災から年数を重ねると防災に対する意識が低くなってしまうことも伺える結果と言えるのかもしれません。

 東日本の大震災での事例では、震災初期にはペット用の救援物資を運ぶ車両が緊急車両として認められず、ガソリン不足も加わり救援物資がすぐに届かなかったという報告がありました。ペットの備蓄品は少なくとも5日分(できれば 7 日分以上が望ましい)は用意しておくことが推奨されています。「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(環境省)より抜粋)備蓄品を揃えるだけでなく、避難所や避難ルートの確認等、災害を想定して準備できることを常日頃からしておく必要があると言えるでしょう。

 また、過去の災害において、飼育者が自宅にいない間に災害が発生した場合にペットが自宅にとり残されるケースもありました。そばにいてあげられない時にも、ペットを守ってあげる対策も必要だと言えるでしょう。レスキューペットステッカー(※災害時に自宅に残されたペットのための救助依頼用ステッカー)を貼っておくだけでペットがいるということを知らせることができ、何頭いるのかまで記載できるので救助漏れも防げます。また、一人暮らしの飼育者で手助けが必要となる場合にも強い味方となるでしょう。

 現在、当社では資料をご請求された全員にレスキューペットステッカーをプレゼントする資料請求キャンペーン(※)を実施しております。
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 ※本キャンペーン期間は2018年4月30日までとなっております。
URL:https://campaign.ipet-ins.com/?cd=ipetpr

 ペットを飼う事は、その一生に責任を持つ事です。平時から災害時まで、どんな時もペットを家族の一員として命を守るために、備えてあげられるといいですね。

当社の運営するペット飼育者向けの情報サイト「ワンぺディア」と「にゃんペディア」では、獣医師によるペットの災害対策についての記事もございます。こちらも併せてご覧ください。
ワンペディア:突然の災害!犬のために備えるべきこととは?(https://wanpedia.com/post-5797/
にゃんペディア: 災害から猫ちゃんを守るために(https://nyanpedia.com/post-6744/

 【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者
調査人数:男女1,449名
調査期間:2018年2月26日~3月4日
調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施

 ○アイペット損害保険株式会社について
会社名:アイペット損害保険株式会社(https://www.ipet-ins.com/
代表取締役:山村 鉄平
本社所在地:〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル
事業内容:損害保険業