【現場の風】ホンダ 自動運転車は「顧客」目線で開発 (1/2ページ)

インタビューに応じるホンダの三部敏宏常務執行役員=東京都港区の本社ビル
インタビューに応じるホンダの三部敏宏常務執行役員=東京都港区の本社ビル【拡大】

 ■ホンダ常務執行役員・三部敏宏さん(56)

 --世界で自動運転車など次世代技術の実用化に向けた開発競争が激化している。備えは

 「エンジンに関わっていたエンジニアを自動運転に充てるなど、研究開発資源を次世代技術に重点配分している。既に東京・赤坂に人工知能(AI)の研究拠点を開設したほか、AIを含むソフトウエア系を志す学生も多く採用。いち早く開発目標を達成するため、今後ともベンチャーなど外部企業と対等な立場で協業したい」

 --自動運転技術で実現したいことは

 「全ての人に交通事故ゼロと自由な移動の喜びを提供したい。そのために必要な技術を一生懸命に準備している。2020年に高速道路での自動運転を実現。25年をめどに一般道でも(一定の条件下で人が運転に関与しない)『レベル4』の自動運転技術を達成したい。ただ、前例がない自動運転が顧客にどこまで受け入れられるのか。自動車会社の勝手な思い込みで開発したものは買ってもらえない。顧客が求める価値を見極めたい」

--開発で重視するテーマは?