LG、日本で有機ELテレビ拡充 本格普及見据え市場奪回狙う (1/2ページ)

LG電子の新型有機ELテレビ=9日、東京都中央区
LG電子の新型有機ELテレビ=9日、東京都中央区【拡大】

 薄型で高精細な有機ELテレビで先行する韓国LG電子は今月20日から順次、日本市場に最新機種を投入する。本格的な普及期に入ったため品ぞろえを拡充し、ソニーやパナソニックからシェアを奪い返したい考え。国内勢との販売競争が激しくなりそうだ。

 LG電子の日本法人、LGエレクトロニクス・ジャパン(東京)が発売するのは5機種10モデルで、新製品の数としては昨年の2倍に当たる。画面の乱れを徹底的に排除した高画質が特徴だ。金東建マーケティングチーム長は9日に東京都内で開いた内覧会で「市場全体をもっと盛り上げていきたい」と話した。

 LG電子は2015年に有機ELテレビを日本で発売し、市場を独占してきた。その後はソニーなどがブランド力を背景にシェアを拡大。調査会社BCN(東京)によると、昨年度の有機ELテレビの国内販売台数シェアはソニーが37.3%で首位。パナソニックは32.5%で、LGエレクトロニクス・ジャパンが27.1%の3位だった。

 ただLG電子は自前で有機ELパネルを製造しており、同社からパネルを調達する日本メーカーに比べてコスト競争力がある。今回投入する新製品のうち、65インチの上位機種の予想実売価格を昨年比10万円程度引き下げた。

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