インドネシア・エアアジアX、成田-ジャカルタ線就航で日本路線強化

グループインタビュー(記者懇談)に応じるインドネシア・エアアジアXのスリスティオ・ハヌングCEO=2日、千葉県成田市の成田国際空港(日野稚子撮影)
グループインタビュー(記者懇談)に応じるインドネシア・エアアジアXのスリスティオ・ハヌングCEO=2日、千葉県成田市の成田国際空港(日野稚子撮影)【拡大】

 アジア最大の格安航空会社(LCC)エアアジア傘下のインドネシア・エアアジアXのスリスティオ・ハヌング最高経営責任者(CEO)は2日、LCCとして初となる成田-ジャカルタ線の運航開始にあわせ、産経新聞などの取材に応じた。現在は成田空港のみの発着となっているインドネシア発着の日本路線について、需要をみながら関西国際空港などへの就航も検討したいとの意向を示した。

 ハヌング氏は「インドネシア人にとって日本は夢の目的地。エアアジアグループとしては関空などに就航しているが、インドネシアの人たちは東京以外にも日本を訪問したいとの思いはある。調査の上で計画を立てていきたい」と述べた。

 日本からのジャカルタ訪問目的の8割が商用であることを踏まえ、ジャカルタ線乗客の15%程度がビジネス目的と見込み、ビジネスクラスの座席を設定。搭乗率8割を目標に掲げる。同路線には成田・羽田空港発着で日本航空、全日本空輸、ガルーダ・インドネシア航空が就航しているが、LCCとして価格の優位性を打ち出し、法人需要を取り込む方針だ。

 日本政府観光局の推計によれば、2017年のインドネシアからの訪日旅行者数は前年比30%増の35万2200人で初の30万人突破を記録するなど、訪日需要は旺盛だ。エアアジアグループの中でインドネシア発着の長距離路線の運航を担当する同社は、2017年5月に成田-バリ線を就航。同路線は乗客の95%が観光目的で、今年1~3月期の搭乗率は72%だった。