日銀オペ減額加速は必至か 国債発行6年減、金利低下回避へ (2/2ページ)

買い入れオペ減額が避けられない日本銀行(AP)
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 ブルームバーグは、財務省は19年度国債発行計画で入札を通じた市中発行額を18年度当初予算比4.8兆円減の129.4兆円とする方針と伝えた。

 長期金利の指標とされる新発10年物国債利回りは、世界的な景気減速懸念を背景としたリスク回避の買いで水準を切り下げている。昨年12月14日には長期債に相当する残存5年超10年以下の購入額を減らしたが、同利回りは0.025%と、7月末の日銀金融政策修正前の低水準を更新した。

 大和証券の小野木啓子シニアJGBストラテジストは、「財務省の国債発行と日銀の買い入れバランスという観点のみから考えれば、日銀はゆっくり減額できるかもしれないが、どちらかというと、発行減額効果の方が効いていくとみられ、大きく金利上昇が進むということは考えられない」とみる。(ブルームバーグ Kazumi Miura、Chikako Mogi)

 ■証券会社10社のカレンダーベース変更見通し

 三菱モルガン   6兆円減

 メリルリンチ   3.6兆円減

 みずほ      5.4兆円減

 大和       2.4兆~3.6兆円減

 SMBC日興   最大4兆~5兆円減

 モルガンMUFG 2.4兆円減

 BNPパリバ   3.6兆円減

 JPモルガン   4.8兆円減

 バークレイズ   4.8兆円減

 岡三       2.4兆円減