ゆうちょ銀限度額引き上げは「遺憾」 地銀協会長

 全国地方銀行協会(地銀協)の柴戸隆成会長(福岡銀行頭取)は16日、東京都内で記者会見し、政府がゆうちょ銀行の預入限度額を現状の1300万円から倍増する方針を決めたことについて「遺憾と捉えている」と述べた。

 地銀協は限度額の引き上げに反対していた。

 柴戸氏は、政府がゆうちょ銀の親会社である日本郵政の株式の6割弱を保有していることを念頭に「政府関与が残り、民間との競争条件が確保されていない」と指摘。民間金融機関からゆうちょ銀へ資金が流れないよう、政府が適切に監視することなどを求めた。

 一方、日本郵政に対し、貯金の獲得で社員を評価する仕組みを撤廃するといった条件を付けたことは「懸念をご理解いただいた」と評価した。