三菱UFJ銀、人口減に備え セルフ型の新店舗、23年度までに約100カ所

三菱UFJ銀行が公開した「MUFGNEXT」の第1号店=16日、東京都目黒区
三菱UFJ銀行が公開した「MUFGNEXT」の第1号店=16日、東京都目黒区【拡大】

 三菱UFJ銀行は16日、東京都目黒区で、セルフ型の新店舗「MUFG NEXT」の第1号店を報道陣に公開した。窓口でしか取り扱いができなかった税金や公共料金の支払いが可能な高機能なATM(現金自動預払機)などを備えて、顧客がさまざまな手続きを自らできるようにした。三菱UFJとしてはセルフ型の導入でコスト抑制と顧客の利便性向上を両立させる考え。

 公開したのは同行の学芸大学駅前支店をリニューアルした店舗。取引や相談をテレビ電話で行える設備や、来店時の受付を簡単に行えるタブレットを用意した。インターネットバンキングの体験コーナーもある。操作に不慣れな顧客に対しては、行員が操作などのサポートも行う。

 店内にはカメラを設置し、顧客の年齢層や性別ごとの行動を分析。どの属性の顧客がどの機械の操作に手間取っているかなどを調べ、セルフ型店舗の課題を洗い出し、今後の運営に生かす。

 同行は2023年度末までに従業員を6000人減らす方針を掲げ、現在の516店舗のうち70~100店舗をセルフ型に置き換える。

 低金利や人口減少を背景に、三井住友銀行、みずほ銀行も店舗のデジタル化などの取り組みに着手し、支店の構造改革を進めている。