損保各社 自動運転社会に備え商品開発 車載機器を活用 運転データを分析 (1/2ページ)

 損害保険各社が車載機器で運転時の動きを分析し、運転者をサポートする「テレマティクス」を活用した保険商品の開発を活発化させている。1月には大手4社のドライブレコーダーを利用した新たな保険商品が出そろった。契約者の運転データなどをレコーダーを通して集積・分析することで、将来の自動運転社会に対応した商品開発につなげる狙いもある。

 テレマティクスとは、自動車などに通信機能のある車載器を搭載し、運転に関する多くの情報をリアルタイムで提供するサービスだ。損保4社が開発した保険商品は、この機能を用いた独自開発のドライブレコーダーを利用している。

 基本的な商品内容は4社ともほぼ同じ。自動車保険の契約者は特約保険料(月額650~850円)を支払い、レコーダーを借りて車に搭載すれば、事故時の衝撃を検知し、前後数秒の映像などを保険会社に自動転送する。専用窓口とつながる通話機能があれば、消防署への通報やレッカー車の手配もできる。

 衛星利用測位システム(GPS)により、事故現場の正確な住所を伝えなくて済む。さらに、運転時の急ブレーキなどを計測して安全運転の度合いを診断する機能なども付いており、市販のレコーダーにはない充実したサービスを利用できるのが特徴だ。

続きを読む