話題・その他

春闘、働き方改革の議論活発化 長時間労働や高齢者雇用も焦点に (1/3ページ)

 2019年春闘では、賃上げと並んで働き方改革への対応も焦点となった。人手不足を背景に、労働組合側は長時間労働の是正や定年延長、非正規雇用の待遇改善などを求め、交渉が行われた。

 富士通は13日、退社から出社までに一定時間を確保する「勤務間インターバル(休息時間)制度」の導入を6月21日から始めることで合意。既に実施しているフレックスタイム制度の一部についても、最低勤務時間を現行の3時間半から1時間に短縮することで労使が合意した。

 4月から時間外労働の上限規制などを設ける働き方改革関連法が施行。連合は今春闘で働き方の改善を重要課題に位置づけており、傘下の約3600労組のうち前年比2.2倍の224労組がインターバル制度の導入を要求した。

 シニア雇用の議論も進む。川崎重工業は定年後の再雇用者の待遇について労組が一般社員と同率の賃上げを要求しており、協議を続ける。ダイキン工業も、65歳までの定年引き上げと、70歳までの再雇用制度の導入に向けて協議中だ。

 非正規従業員の待遇改善も進んだ。トヨタ自動車は今春闘の賃上げ交渉で初めて、正規、非正規を一括して要求。KDDIは契約社員の一時金(賞与)を昨年より1万円多い12万円に引き上げることで妥結した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus