5時から作家塾

腕時計型から靴、そしてイヤホンへ 広がるウエアラブル市場 (3/3ページ)

岡真由美

 また韓国のサムスンは昨年12月、かかとにセンサーを内蔵したスマートランニングシューズの特許を取得しており、製品化されるかどうかは置いておくとしても、関心を持っていることが判明した。グーグルの親会社アルファベット傘下の生命科学部門ヴェラリーも、スマートシューズを開発中と報じられている。

 イヤホン型のウエアラブルにも期待がかかる

 そしてもうひとつ、生体情報の収集が可能なウエアラブルとして期待されているのがイヤホン型のウエアラブルだ。こちらは靴や中敷とは異なり、まだ商品化はされていないが、日本のサルーステックが市販のイヤホンで脈波などの生体信号を測定する技術を開発しているほか、NECが、スマートフォンやパソコン、スマートテレビなどを介して、インターネットに接続し、様々なサービスが利用可能な「ヒアラブル」デバイスの開発に取り組んでいる。

 またアップルも、昨年生体センサーを内蔵したワイヤレスイヤホンの特許を取得しており、いずれは同社の完全ワイヤレスイヤホン「エアポッズ」に、生体情報を取得可能な機能を搭載するのではないかとの噂もある。

 アップルといえば、冒頭で触れたアップルウォッチの最新版であるシリーズ4では、心電図を測定可能な機能(日本では使えない)と転倒を検出する機能が追加された。心電図機能による心臓の異常の早期発見や、転倒を検出したアップルウォッチの自動救助要請により、命が救われたケースがすでに世界中で何件も報告されている。ウエアラブルは今後さらに形態を増やし、多機能化しながら、市場を拡大していくと思われる。(岡真由美/5時から作家塾(R)

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

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