経済インサイド

全国で進む空港民営化 過疎空港の民間委託は人気空港とセットがカギ? (1/3ページ)

 全国の空港で国や自治体から民間への運営委託が進んでいる。仙台空港をはじめとして、今年3~4月にかけて下地島空港(沖縄県宮古島市)、福岡空港(福岡市)などでも始まった。今後は北海道、熊本、広島でも委託業者の選定などの手続きが進む見通し。政府は国管理だけでなく地方管理も含めたすべての空港を民間委託することで空港経営の効率化と利便性の向上を狙う考えで、仙台空港ではすでに旅客数が過去最高を記録するなど成果も上がっている。ただ、災害時の対応などの課題もありそうだ。

 「リゾートそのものの空港に1番乗りできて身の引き締まる思いだ。宮古島の活性化に貢献できれば」。格安航空会社(LCC)、ジェットスターの片岡優社長は3月30日の下地島空港の開港式典でこう語り、ジェットスターの下地島-成田路線の新規就航による観光誘客に期待を込めた。

 下地島空港は、29年に三菱地所が沖縄県と空港ターミナルビルの整備や運用で基本合意。「空港から、リゾート、はじまる。」をコンセプトに、ターミナルには地元風の茶色の屋根瓦を使うなど、従来の自治体が運営する地方空港と一線を画すリゾートらしいデザインを取り入れている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus