テクノロジー

「心を読む技術」にフェイスブック食指 ニューロン測定の米新興買収で合意

 米フェイスブックは米新興企業CTRLラブズを買収することで合意した。金額は非公開だが、この取引に詳しい複数の関係者によると、フェイスブックは5億~10億ドル(約540億~1080億円)を支払う。

 株式未公開のCTRLラブズはニューロン(神経細胞)の活動を測定するリストバンドを開発中。これを着けた人が物理的に動いていなくても、心の中で考える動きを読み取ることができる仕組みで、測定されたニューロン活動は、デジタルスクリーン上の動きに転換される。

 こうした技術は将来的にキーボードなしのコンピューター操作などを可能にする拡張現実(AR)グラスなどの製品で重要部分を占めるかもしれない。

 フェイスブックは米独禁当局の調査を受けているため、同社がさらに強力になることにつながり得る買収計画は厳しい審査にさらされる可能性がある。

 同社の広報担当者は23日発表の買収合意について、「CTRLラブズとフェイスブックは競合していない。フェイスブックは現在、この技術を保有・開発していない」と説明。必要な承認を確保するため規制当局に協力するとした。

 設立から約4年のCTRLラブズにはスパーク・キャピタルやグーグルのGV、アマゾン・コムのアレクサ・ファンド、ファウンダーズ・ファンドなどが出資している。(ブルームバーグ Kurt Wagner)

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