テクノロジー

満幇「収支とんとん実現」 中国「トラック版ウーバー」IPO検討

 中国でトラック配車アプリを手掛けるスタートアップ、満幇集団は新規株式公開(IPO)を検討していることを明らかにした。セクター全体の減速にもかかわらず、収支は5月からとんとんとなっている。

 ソフトバンクグループやテンセント・ホールディングス(騰訊)が出資する満幇のリチャード・チャン最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビとのインタビューで、「会計とキャッシュフロー(現金収支)の両面で収支とんとんになった」と説明。「ここでスケジュールにコミットすることはないが、最終的には恐らくIPOを選ぶことになるだろう」とチャン氏は述べた。IPO前の資金調達ラウンドが必要になるか決めていないとも指摘した。

 中国のトラックシェア事業で優位に立つ満幇は世界のオンデマンド企業と同じく、持続的な収益増をもたらすビジネスモデルであることを証明するという課題に直面している。

 ブルームバーグは昨年10月、満幇の企業価値を約90億ドル(現在のレートで約9720億円)と評価する資金調達(最大10億ドル)に同社が近づいていると報じたが、チャン氏はこの資金調達ラウンドが完了しなかったことを確認。同社のバリュエーションについては昨年4月の資金調達後の64億ドルだと付け加えた。(ブルームバーグ Lulu Chen、Yvonne Man)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus