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北陸新幹線新駅と空港リムジンバスで「陸の孤島」返上 JR片町線沿線 (1/3ページ)

 京都府京田辺市の松井山手駅を中心とするJR片町線沿線が活気づいている。人口が増え続けており、今月からは沿線のJR津田駅(大阪府枚方市)と大阪(伊丹)空港を結ぶリムジンバスが、運行を開始。第二京阪道路の全線開通で利便性が増し、北陸新幹線敦賀-新大阪間の新駅設置計画も浮上するなど、にぎわいが広がりつつある。(小泉一敏)

沿線は人口増加

 「これまでより、かなり便利になります」。空港リムジンバスの運行が開始された1日、津田駅から乗車した大阪府枚方市の奥西さと子さん(30)は笑顔で話した。伊丹空港までの所要時間は約1時間。以前は大阪モノレール門真市駅までタクシーを使い、そこからモノレールに乗ることが多く、2時間以上かかっていたという。

 かつて片町線沿線は同じ枚方市内を走る京阪沿線よりも利便性が悪く、道路事情も良くなかったことから「陸の孤島」と称されることが多かった。それが、今回のリムジンバスも通る第二京阪道路(京都市伏見区~大阪府門真市)が平成22年に全線開通すると、枚方市の法人税収と市民税収は年間で計約13億円伸びた。

 分譲住宅やマンションの開発も続いており、枚方市によると、市全体の人口は21年の約41万人をピークに減少傾向にある一方、片町線沿線では4年の約1万4千人から昨年は約3万人まで増加した。

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