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吉野さん「リチウムイオン電池は幸せ者」 文化勲章受章で喜び語る (1/2ページ)

 リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に輝いた旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が文化勲章の受章も決まり、喜びを語った。主な一問一答は次の通り。

 --文化勲章に選ばれたことへの思いは

 「少し緊張しながら、天皇、皇后両陛下とどういうお話ができるのか、楽しみにしています。文化勲章は文化全般に対して大きな貢献をしたということで、ノーベル賞などと重みが少し違う。地球環境問題に対する答えを出すことも、人類の文化への大きな貢献だと思うので、その意味でさらに重責が増したなと言うのが今の実感です」

 --ノーベル賞の受賞が決まってから3週間ほどたった

 「非常に忙しい毎日を過ごしています。そろそろ12月の授賞式で行う30分間のノーベルレクチャー(記念講演)の準備をしないといけない。環境問題に道しるべを与えるようなメッセージを世界に向けて発信したい。資料作りが結構大変だ」

 --ほかには、どのようなことを

 「リチウムイオン電池の本当のルーツをたどると、(いずれもノーベル化学賞を受賞した)福井謙一先生や白川英樹先生から、つながっていく。リチウムイオン電池は非常に幸せ者で、(今回の3人を含めて)5人のノーベル賞受賞者に支えられている。これもサイエンスの一つの姿かなと。ぜひその辺もノーベルレクチャーに盛り込みたい」

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