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バス自動運転、公道で実験 播磨科学公園都市

 マイクロバスを使った公道での自動運転の実証実験が、播磨科学公園都市(兵庫県たつの市など)で9日まで行われている。実地での運行データを集めるとともに、自動運転に対する理解を促していくという。公道でのバスの自動運転は県内で初めて。

 実証実験は、播磨科学公園都市の整備を進める県や地元のバス会社、自動運転技術を持つ企業、損害保険会社などが参加。埼玉工業大(埼玉県深谷市)が開発した自動運転システムを搭載したマイクロバスを使い、同都市内の公道(往復6キロ)を自動運転で走行し続けている。

 運転席にドライバーが座っているが、ハンドルやブレーキ、アクセルなどからは手足を離した状態。信号の状態や歩行者、対向車の有無などをセンサーで把握して自動で走行する一方、危険を察知するなどしてドライバーが自らハンドルを握る場面もみられた。

 埼玉工業大によると、バスは乗員数によって重量が変わることから、自動運転では想定のルートを走らなかったり、信号を感知するセンサーの向きがずれたりするという。このため、乗用車の自動運転よりも高度な対応が求められる。

 県の担当者は「自動運転は技術の向上が不可欠だが、社会全体が自動運転を受容できるかどうかも重要。実験と並行して理解が得られる取り組みも進めたい」と話している。

 都市内ではこのほか、8日まで小型自動運転EV(電気自動車)の乗車体験が可能。8日午後0時半からは、県立先端科学技術支援センターで自動運転のフォーラムも開かれる。

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