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ラベルなしペットボトル広がる ネット通販向け、プラごみ削減

 ペットボトル飲料のラベルをなくす取り組みが広がっている。捨てる際にラベルを剥がす手間が省けるほか、プラスチックごみの削減にもつながる。各社はインターネット通販向けに「ラベルレス」の商品を積極的に投入している。

 新型コロナウイルスの流行を背景にネットを利用して、箱単位で飲料を購入する人が増えており、各社はラベルレス商品の情報を箱などに記載している。

 サントリー食品インターナショナルは2020年11月、主力の「サントリー天然水スパークリングレモン」と「伊右衛門」のラベルレス商品を発売した。

 顧客の「ペットボトルの処分の際、ラベルやシールを剥がすのが面倒」という声に応えた。広報担当者は「伊右衛門はリニューアルで力を入れたお茶のきれいな緑色をあえて見せる戦略もある」と話す。今後も対象商品を拡大していく方針だ。

 伊藤園も20年11月「お~いお茶 カフェインゼロ ラベルレス」を発売。女性を中心に好評という。広報担当者は「在宅勤務の広がりで増えているごみ処理の負担が少しでも減らせたら」と話した。

 アサヒ飲料は昨年10月にラベルのないボトルに限定した緑茶を発売した。他のブランドを含めたラベルレス商品全体の20年1~11月の販売数量は前年同期比で2.1倍に伸びた。コロナ禍の在宅時間を意識し、商品を入れる段ボール箱も親子で遊べるデザインにするなど工夫を凝らしている。

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