【金井宣茂さん宇宙へ】「健康長寿のヒントは宇宙にある」 医学実験に意欲

ソユーズ宇宙船の打ち上げを前に、ガラス越しに家族と会話し手を振る金井宣茂さん=17日、カザフスタン・バイコヌール(共同)
ソユーズ宇宙船の打ち上げを前に、ガラス越しに家族と会話し手を振る金井宣茂さん=17日、カザフスタン・バイコヌール(共同)【拡大】

  • 金井宣茂さんの活動予定

 金井宣茂さんは「健康長寿のヒントは宇宙にある」をテーマに掲げ、生命科学や医学を中心に多くの実験に取り組む。

 最も重視するのは宇宙で受けるストレスの実験だ。無重力や強い放射線から体を防御する遺伝子を働かせなくしたマウスを飼育して調べる。飛行士の健康維持のほか、がんや骨粗鬆(こつそしょう)症対策への応用も期待される。

 「医者だから自分の体を使う医学実験をたくさんやりたい」と話す金井さん。乳酸菌を飲んで免疫機能や腸内環境の変化を調べ、宇宙食の改善などに役立てる実験も担当する可能性が高い。新薬開発を目指すタンパク質結晶の生成実験や超小型衛星の放出も行う。

 中高生との交信など宇宙の魅力を伝える活動も。2月の平昌冬季五輪の時期には選手への応援メッセージを映像で発信する。当初は約4カ月だった滞在期間が半年に延長され、活躍の幅が広がりそうだ。