女性記者の過労死で労基署がNHK指導 「記者職の裁量労働制を適切水準に」

佐戸未和さん(遺族提供)
佐戸未和さん(遺族提供)【拡大】

 NHKは26日、記者の佐戸未和さん=当時(31)=が2013年に過労死したことを受けて今年4月から記者職に導入した裁量労働制について、渋谷労働基準監督署から「記者の業務実態を踏まえ、労使間で検証し、適切な水準に定めること」とする指導票を受けていたことを明らかにした。

 NHKによると、労基署から具体的な改善策は挙げられなかったが、「今回の指導を重く受け止め、見直しをしていく」としている。

 NHKはグループ全体で勤務の仕方を抜本的に見直すとしており、番組のスタジオ収録を18年度から原則午後10時に終了することなどを盛り込んだ「働き方改革」を今月7日に発表している。