三菱重工製のエアコンでパチパチと音や白煙、異常で火災 点検・部品交換等が必要な製品92万台か

 静岡県吉田町の住宅でエアコン内部の異常が原因とみられる火災が起きていたことが11日、静岡市消防局への取材で分かった。エアコンは三菱重工業製で、点検や部品交換などが必要な製品は全国に約92万台あるとみられ、消防局は製造元に対応を要請した。

 市消防局によると、火災は昨年7月上旬に起きた。住宅1階の居室で使用中の室内機からパチパチと音がし、白い煙が上がっていることに住人が気付いた。内部に炎が見えたため、住民が水を掛けて消火、エアコンの一部を焼いたがけが人はいなかった。

 消防局が製造元と共同で原因を調べたところ、室内機にある配線をまとめた部品が、水分がたまりやすい位置に取り付けられていたため、腐食が進んで発熱し出火につながったと判明した。

 同じ部品を使った製品は2000年から07年にかけて製造された。昨年12月末時点で、同じような出火は全国で8件報告されているという。

 三菱重工業は、11日中に窓口を設け、ホームページに対象製品の製造年や型式を掲載するとしている。同社は「誠心誠意きちんと対応させていただく」とコメントした。