ドイツ連立正式協議で合意 メルケル首相、2度の工作が実を結ぶ

 ドイツのメルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と議会第2党の社会民主党(SPD)は12日、連立政権に向けた正式な協議に入ることで合意に達したと発表した。CDU・CSUとSPDの幹部は、24時間を超す協議の末に合意。総選挙から約16週間後、政権樹立に向けたメルケル首相の2回目の連立工作が実を結び、両党は新政府の政策についての協議に移ることになった。

 ただ、いわゆる大連立に向けてSPD側にはまだ越えなければならないハードルがある。当初は再度の連立を拒んでいた同党は、21日の党大会で指導部が協議結果を報告する。

 金融市場は今回の合意を好感。ユーロは一時、前日比0.7%高の1ユーロ=1.2120ドルと、2014年12月31日以来の約3年ぶりの高値を付けた。(ブルームバーグ Arne Delfs、Birgit Jennen)