証券監視委がソルガム・ジャパンHDを強制調査 有報虚偽記載容疑

証券取引等監視委員会の強制調査を受けたソルガム・ジャパン・ホールディングスが入るビル=24日午後2時50分ごろ、東京都品川区(大竹直樹撮影)
証券取引等監視委員会の強制調査を受けたソルガム・ジャパン・ホールディングスが入るビル=24日午後2時50分ごろ、東京都品川区(大竹直樹撮影)【拡大】

  • 証券取引等監視委員会の強制調査を受けたソルガム・ジャパン・ホールディングスの看板=24日午後2時50分ごろ、東京都品川区(大竹直樹撮影)

 ジャスダック上場でバイオ燃料事業などを手がける「ソルガム・ジャパン・ホールディングス」(東京都品川区)が粉飾決算した疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は24日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で、関係先の強制調査に乗り出した。監視委は同社の財務資料などを詳しく調べ不正経理の全容解明を進めるとみられる。

 関係者によると、平成29年3月期の有価証券報告書の「連結キャッシュフロー計算書」に虚偽記載の疑いがあることが判明したという。

 民間の信用調査機関などによると、ソルガム社は昭和45年、工業用自動制御機器の製造販売などを目的に「ニッポー電測」として設立。平成19年にジャスダックに上場した。26年からバイオ燃料関連を主軸事業に据え、28年に現社名に変更した。「スーパーソルガム」と呼ばれる植物の種子などを販売。資本金は38億8276万円。

 ソルガム社は「監視委の調査に協力していく」としている。