武田二十四将で山梨・石和温泉に誘客 観光協会などがプロジェクト

「風林火山」の旗を掲げてPRする山下安広会長(左)ら=26日、笛吹市石和町川中島(昌林龍一撮影)
「風林火山」の旗を掲げてPRする山下安広会長(左)ら=26日、笛吹市石和町川中島(昌林龍一撮影)【拡大】

 来年の「甲府開府500年」と3年後の武田信玄公の生誕500年に向け、山梨県笛吹市の石和温泉で今秋、ホテルや旅館が「武田二十四将の宿」として観光客を迎えることになった。

 石和温泉観光協会と同温泉旅館協同組合が、加盟する約40施設に参加を募る。希望する宿にそれぞれ武将を割り当て、家紋が入ったのぼり旗や等身大の武者絵、客が記念撮影などに使えるパネルなど展示。二十四将にちなんだワインなど土産物もそろえる。

 観光協会によると、9月末から実施する予定。春の人気イベントで、今年から10月に開催することになった「川中島合戦戦国絵巻」をPRするほか、開府500年の節目となる来年の元旦に向けて“戦国ムード”を盛り上げていく。

 客が陣羽織を着て、武将の宴を模した「サムライ宴会」を楽しむなど、各施設が工夫を凝らす。

 各ホテル・旅館が掲げる武将は、信玄が眠る恵林寺(甲州市)の古川周賢住職も交えて調整し、3月末に決める予定だ。

 同協会の山下安広会長は「果物などだけでなく、観光に歴史的な要素も加えて来訪客の滞留時間を延ばしていきたい」と話した。